肉をいじるには金がかかる。
材料がかかるからである。
時間と労力も消費するだろう。
そのかわり完成作品といえる。
ピカソの絵の殴り書きは
もしかすると、絵の骨格、
ラフなデザインだけ描き残したのかもしれない。
ピカソは描いていくうち、肉まで手掛けるのはヤヒだと
考えるようになったのかもしれないし、
手間暇の時間がなかったのかもしれない。
あるいは監督みたいに経験を積むとそうなるのかも。
だが、私に言わせると絵画くらい完成品が見たい。
科学でも論理屋と技術者の上下関係がいざこざになったりするという。
わたしは骨の仕事をしている、私は肉をいじって本当に作っている。
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骨は基本頭脳労働になる。
物理の研究はまだ実験が入る、数学に実験はないのだ。
紙の上の、コンピュータ上の計算が数学の実験実行になる。
頭の中の論理の仕事になっていくのだ。
骨をいじるとは。
それでいて難しい仕事である。
どういうわけか骨をいじるのは頭が苦痛に耐えねばないらしい。
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